枠パスはただのクーポン券になる気がする。
日本は民主主義国家ではなく、国際主義国家だ、と思う。
だから、世界が騒いでいる「ワクチンパスポート」にも、「参加」したという形をとりたがると思う。
それでも、私がひとつ日本を買っている点は、一番にとびつこうとしないところ。
だらだらと各国の様子を見ている。
主体性はないが、一番無難なところに落ち着こうとする。
そして、やりだすと早い。
スーパーやショッピングセンターで枠パスを使うことは、日本では厳しいと思う。
実務的なことを考えると、無理だろう。
年配者の客が入り口で渋滞を作る。
打てない(打たない)人の、生存権も否定することになる。
食べ物が買えないとなれば、人は犯罪と暴動を起こしかねない。
ワクチンパスポートは、枠接種を煽るための手段なだけだと感じる。
だから、不安に思ったら、負けとなってしまう気がする。
枠パスのいるようなところには、いかなければいい。
いざとなったら、文句の一つも言ってごねてやらぁ。
それくらいの気持ちで、のんびり構えていたらいいと、私は感じている。
枠パスには、特典はつくだろう。
GO TO ~ が使える、とか
お店で割引、とか。
少しの間は、特定のイベント参加ができないこともあるかもしれない。
でも、生存に関わる部分には、関与しきれないだろう、と私は考える。
枠珍は義務ではないという前提があるから、それはくずせないだろう、と私は思う。
「枠パスもやりました」という体裁のために導入され、消えてゆくシステムなのだろうな、と、私は楽観している。
スコットランドでは、ナイトクラブ入場時に、アプリの動作に不都合が出て、結局枠済か否か、確認ができなかったらしい。
原因は、「大人数がアプリにアクセスしたため」だって。
笑っちゃう。
まだまだ、面白い話がたくさん聞けそうな予感。