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2019.6からワラーチで走っています。 読書は、百年文庫読破🎉 次はチャールズ・ディケンズをまとめ読みする予定。

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夫婦別姓を飛び越えて

結婚したら、2人で苗字を作ってもいい、という選択肢もあったら、と思う。

 

昨今は、「家に入る」という意識が薄れ、2人で家庭を作って行く、という考え方をする人たちも増えてきているだろう。

自分たちで苗字を決めれたら楽しいだろうな、と、単純に思う。

 

もちろん、「私は旦那となる人の苗字になることに憧れていた」という人や、「伝統のある家だから、名前を守っていきたい」という人だっているだろう。

それも、結婚する2人で話し合い、何を大切にしていくかを決めればいい。

 

その中で、「じゃあ、両家から1文字ずつ取ろうか」とか、「二人の名前にピッタリな苗字を考えてみようか」とか、「海が好きな2人だから、海という字を入れたいね」みたいな、その夫婦ならではの愛着ある苗字が作れたら、自分たちの「家庭」に、より親密さと理想を持つことができる人もいるのではないか、と思う。

 

 

「家」を守りたい人も、新たに作りたい人も、色々あっていいのではないのかな、と、私は思う。

そして、そういったいくつもの考え方が同時に存在できることが「多様性」なのではないのかな、と思う。

 

 

夫婦別姓は戸籍をなくす足掛かり、とか、故人の埋没財産の没収ねらい、とか、様々な意見があるけれど、親子であることの証明を消すシステムに直結するわけではないのではないか、と思う。

苗字には歴史がある、といった意見もあるが、日本人全体が苗字を持ったのは、1870年頃で、比較的歴史は浅い。

そもそもが税の徴収・徴兵の利便性のために始まった国民総苗字制度なのだ。

 

 

夫婦別姓は危険だ」と、皆が心配性である必要はない。

「こうでなければならない」を少しほぐす視点があってもいいのではないか、と思う。

選択的夫婦別姓、と言っているのだから、夫婦同姓を貫きたい人は、別姓を選択しなければよいじゃないか、と思う。